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​法定相続人の確認

​法定相続人(遺産を相続する権利のある人)

法律によって定められている相続人のことを　「法定相続人」(ほうていそうぞくにん)という

​法定相続分とは

​民法900条

  1. 配偶者と子供が相続人である場合
     配偶者1／2 子供(2人以上のときは全員で)1／2

  2. 配偶者と直系尊属が相続人である場合
     配偶者2／3 直系尊属(2人以上のときは全員で)1／3

  3. 配偶者と兄弟姉妹が相続人である場合
     配偶者3／4 兄弟姉妹(2人以上のときは全員で)1／4

​代襲相続とは

民法887条

代襲相続とは、本来、相続人となるべき相続者が、相続開始前に死亡していたり、相続欠格・相続排除により相続権を失った者に代わって、その子どもたち(直系卑属)が相続する制度のこと。

例えば故人よりも先に、第１順位である子どもが亡くなっていた場合に、その子どもに子ども(故人から見れば孫)がいる場合に、

ひとつ世代を飛ばして孫が相続することなどを言う。

法定相続分と代襲相続の順位

①配偶者は常に相続人

②死亡した人の子ども
③子どもが亡くなっていれば孫が代襲相続
④孫も亡くなっていれば、何代でも代襲相続できる

⑤死亡した人の直系尊属(父母や祖父母など)
⑥祖父母も亡くなっていれば、何代でも相続できる

⑦死亡した人の兄弟姉妹
⑧死亡した人の兄弟姉妹が亡くなっていれば甥・姪が代襲相続

⑨甥・姪が亡くなっている場合、この子以下は代襲相続人にはなれない

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